【編集部コメント】
「NISAで何を買えばいいですか?」という質問に対して、多くの投資家が真っ先に挙げるのが「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」、通称「オルカン」です。純資産残高が4兆円を突破し、今や日本最大の投資信託に成長しました。なぜこれほど人気なのか、そのメリットと注意点を解説します。
三菱UFJアセットマネジメントが運用するeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の純資産残高が2026年5月末に4兆1,000億円を突破した。2018年の設定来最高値を更新し続けており、NISAの普及を背景に個人投資家からの資金流入が月間数千億円規模で続いている。(出典:三菱UFJアセットマネジメント、2026年6月1日)
オルカンが選ばれる5つの理由
① 世界約50カ国・2,900銘柄に一気に分散
米国・日本・新興国など世界中の株式に自動的に分散投資。1本買うだけで「世界経済の成長」にまるごと乗れます。
② 信託報酬が業界最安水準(年0.05775%)
100万円投資しても年間コストは約578円。低コストは長期投資の複利効果を最大化します。
③ 時価総額加重で自動リバランス
成長している国・企業の比率が自動的に高まる仕組み。「どの国の比率を上げるか」を自分で判断する必要がありません。
④ 純資産残高が大きく繰上償還リスクが低い
4兆円超の純資産残高は「このファンドがなくなる(繰上償還)」リスクがほぼないことを意味します。
⑤ 全世界分散でカントリーリスクを軽減
米国一辺倒のファンドより地政学リスクが分散されています。
オルカンの注意点
- 現在のポートフォリオは米国株比率が約62%と高め(実質的に米国株ファンドに近い面も)
- 短期では価格が大きく下落することがある(2020年コロナショック時は約35%下落)
- 長期保有(10年以上)を前提に積み立てることが重要
毎月いくら積み立てると何年後にいくらになる?
年率7%想定(過去の全世界株式の長期平均に近い水準):
月1万円積立:10年後 約174万円 / 20年後 約521万円
月3万円積立:10年後 約523万円 / 20年後 約1,563万円
※将来の運用結果を保証するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。

コメント