【編集部コメント】

週明けのドル円は、強い米雇用統計を受けたドル買いの余韻と、160円台での介入警戒が同時に意識される局面です。初心者ほど、上昇トレンドだけで判断せず、今週の米CPIや日本のGDP改定値、国際収支など次の材料を確認しながらポジション量を抑えたい場面です。
OANDA Labは、6月8日7時時点のドル円オーダーブックで159円付近の買い注文と160円台半ばの売り注文が厚いと分析しています。
出典:OANDA Lab、2026年6月8日
編集部が見る3つのポイント
何が起きたか
6月8日朝のドル円は160円台前半が意識される水準で週を始めました。背景には、6月5日に発表された米5月雇用統計が市場予想を上回り、米金利の高止まりやドル買いが続きやすいとの見方が残っていることがあります。OANDA Labの8日朝の分析では、7時時点の注文状況として159円付近の買い注文、160円台半ばの売り注文が厚いとされ、短期的には上下の節目を試しやすい地合いです。
なぜ注目されるか
米労働省の雇用統計では、5月の非農業部門雇用者数が前月比17.2万人増、失業率は4.3%で横ばいでした。雇用が強いと、FRBが利下げを急がないとの見方につながりやすく、日米金利差を意識したドル買い・円売り材料になります。一方で、ドル円が160円台に乗ると、日本当局によるけん制発言や為替介入への警戒も強まりやすく、上値を追うほど急反落リスクも大きくなります。
今後確認したい材料
今週は、6月8日8時50分に日本の1-3月期GDP改定値と4月国際収支、6月10日に米5月CPIが予定されています。米CPIが強ければドル高が続きやすく、弱ければ利下げ観測の戻りでドル円が調整する可能性があります。短期トレードでは、160円台半ばの売り注文、159円付近の買い注文、そして日本政府・日銀関連の発言をセットで確認することが重要です。
投資家として押さえたいポイント
- 160円台では介入関連の発言や急落リスクを先に確認する
- 米CPIまではポジションを大きくしすぎない
- 節目の注文状況だけでなく米金利と日本指標を合わせて見る
※本記事は情報提供目的です。FX取引には元本割れや証拠金を超える損失のリスクがあります。投資判断はご自身でお願いします。
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