【NISA】6月に確認したい注意点 ボーナス月・年間枠・お得情報の見方

【NISA】6月に確認したい注意点 ボーナス月・年間枠・お得情報の見方 NISA・長期投資

2026年6月7日 9時00分 あがりさがり編集部

【編集部コメント】

マネージャー
マネージャー

6月はNISAの制度そのものが大きく変わる月というより、年後半に向けて積立額や年間投資枠を見直すのに向いたタイミングです。ボーナスが入る人も、無理に一括投資へ寄せるのではなく、生活資金とリスク許容度を確認してから調整しましょう。


新NISAでは、つみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能で、年間投資枠は最大360万円です。

出典:金融庁 NISA特設ウェブサイト、2026年6月7日確認

編集部が見る4つのポイント

6月は「年間枠の残り」を確認するタイミング

新NISAは、つみたて投資枠が年間120万円、成長投資枠が年間240万円、合計で年間360万円まで利用できます。6月はちょうど年の折り返しが近づく時期です。毎月積立をしている人は、今年いくら投資済みで、年末までにいくら積み立てる予定なのかを一度確認しておきましょう。特に年の途中からNISAを始めた人は、毎月の積立だけではつみたて投資枠を使い切れない場合があります。ただし、枠を使い切ること自体が目的になってしまうと、相場が高いと感じる場面でも無理に買ってしまいやすくなります。大切なのは、家計に無理のない金額で長く続けることです。

ボーナス月設定は便利だが、設定後の放置に注意

6月は夏の賞与が近い人も多く、投信積立のボーナス月設定を検討しやすい月です。証券会社によっては、通常の積立に加えて年2回まで増額月を指定できる仕組みがあります。これを使うと、毎月の積立額は抑えつつ、6月や12月に追加投資を行うことができます。一方で、ボーナス月設定は一度設定すると翌年以降も同じタイミングで買付が続く場合があります。今年だけ枠を調整するつもりで増額した人は、買付後に設定を戻すかどうかを必ず確認しましょう。クレカ積立や毎日積立ではボーナス設定が使えないケースもあるため、利用中の金融機関の条件確認も必要です。

お得情報はポイントより条件を先に見る

6月時点では、証券会社ごとに投信残高ポイント、口座開設、クレカ積立、NISAデビュー向けのキャンペーンが行われている場合があります。例えば、投資信託の保有残高に応じたポイントサービスや、一定期間内の積立設定でポイントが付く施策などです。こうした情報は魅力的ですが、エントリーが必要、対象商品が限定される、ポイント付与時点まで口座や設定を維持する必要があるなど、細かな条件が付くことが多いです。お得に見えるキャンペーンでも、手数料、信託報酬、投資対象、売却時のルールを確認しないまま選ぶのは避けたいところです。ポイントはあくまでおまけで、長く持てる商品かどうかを優先しましょう。

成長投資枠では高配当株や個別株の買い急ぎに注意

6月は株主総会や配当関連のニュースが増え、成長投資枠で個別株を買いたくなる場面もあります。NISA口座では売却益や配当が非課税になる一方、損失が出ても特定口座や一般口座の利益と損益通算できません。つまり、値動きの大きい銘柄を勢いで買ってしまうと、損が出たときの税制上の使い勝手は課税口座より悪く感じることがあります。成長投資枠を使う場合は、配当利回りだけでなく、業績、財務、減配リスク、為替影響まで見ておきたいところです。迷う場合は、つみたて投資枠のインデックス投信を中心にして、成長投資枠は少しずつ使う方法もあります。

投資家として押さえたいポイント

  • 6月中に今年のNISA投資済み額と年末までの予定額を確認する
  • ボーナス月設定を使う場合は、翌年以降も継続されるかを確認する
  • キャンペーンはポイント額だけでなく、対象条件と維持条件を読む
  • 成長投資枠の個別株は、損益通算できない点も踏まえて買う

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品や金融機関の利用を推奨するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身でお願いします。

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